ばやしのブログ

アジャイルとかやる中で考えていることを書きます

RSGT2026で登壇したりスタッフしたりパネルディスカッションしてきたよ

どうも、ばやしです。

RSGT2026に参加してきたので、感想です。

登壇する

「複雑さを受け入れるか、拒むか? - 事業成長とともに育ったモノリスを前に私が考えたこと」 というタイトルで登壇してきました。

speakerdeck.com

記事の補足としては こちらの記事 にも書きましたので、そっちを見ていただければ。 裏がryuzeeさんとPdMのAkiさんということで、人が入るかを心配していたのですが、それなりに聞いてくれる人も多くてありがたい限りでした。

個人的には面白い話をできたんじゃないかなと思っていますし、「面白かったよ!」という感想をいただけたり、登壇した後話しかけてもらえたりと、一定評価いただけたのかなと感じつつ、自分が登壇する際に気にしている「色んなコンテキストの人に伝える」というのは不十分だったかなーと今時点では振り返っています。これまでの自分の登壇は、ある種初学者向けの内容だったのでコンテキスト補足みたいなところはそこまで気にかけずとも色んな人に伝わる内容だったのですが、この発表に関してはそこを丁寧にする必要があったのかなーという感想です。とはいえ自分の興味が今回の登壇したテーマからずれることは直近はなさそうなので、コンテキスト補足みたいなところが今後の自分の登壇する際の裏テーマになりそう。

スタッフをする

今年はボランティアスタッフとしては非常に楽をできた気がします。

  • 部屋付きスタッフの人がある程度iPadオペレーションも理解して運用してくれたこと
  • たがみさん、まつけんさんのトラブルシュート能力が高すぎてお鉢が回ってこなかったこと

あたりが今年は楽をできた要因な気がしています。

単純なiPad運用で手一杯って感じではなくなってきたので、次の学びとしてあんまり理解できてない通訳オペレーションと情報保障オペレーションを来年までに理解しておきたいなと思いました。

クロージングキーノートでパネルディスカッションをする

どういうことやねん。

私がクロージングキーノートでパネルディスカッションに借り出された経緯を説明すると

  1. 川口さんと漆原さんがクロージングキーノートのコンテンツを話す中でトークだけじゃなくてパネルディスカッションもしたいという話になる
  2. パネラーは現場感がある人が良さそうとなる
  3. 毎週Discordでやってる品川アジャイルの集まりに飲み会帰りの私が途中から参加する
  4. 川口さんに「ばやしさんパネルディスカッションやってくださいよ」って言われる
  5. 酔っ払ってる私が何も確認せず了承する、その後RSGTのクロージングキーノートであることを把握し青ざめる
  6. まぁモデレータとして漆原さんのエモい話を引き出せるように頑張るぞーって思ってたらDay0での打ち合わせで漆原さんから「私モデレータ気質なんですよね」という発言が飛び出し更に青ざめる

という感じです。まぁありがたいご経験をさせていただき感謝ですね。漆原さんのエモさに引っ張られ私としても最大限エモい話をしたつもりです。聞かれていた皆様に何かしら届いてるといいなと思いつつ俺なんかが話して良かったんだろうかとまだ狼狽えています。

余談ですが、パネルディスカッションの際に上記経緯だけは伝えないとと思い、そこも話したのですが、大泉洋のぼやき芸と誰かに評され、あぁ確かにそうかもしれないなと思いました。(ちなみに私は大泉洋と中高が一緒です)

セッション感想

例年通りスタッフとしてうろちょろしてるとあんまりセッションがゆっくり見られませんでした。 まぁ後で録画でゆっくり見ます。

そんな中でも見られたやつの感想です。

[ナイトセッション] FEEDBACK 1 (F1) 2026 第1戦 羽田GP

confengine.com

帰ってきましたねF1。今回もありがたいことにお題を読んでいただくことができて、常連ハガキ職人の座は継続できてそうでした。

お題を考える際には自分としては正直困ってないんだけど、この問題に対してこの人たちに言語化してもらいたいなと思って投稿してます。 個人的に私はかっちゃん選手が推しドライバーで「おー、この問題に対してこう捉えてこう言語化するかー!」と毎回目から鱗なので、みんなも推しドライバーに言語化してもらいたい内容をお題として投稿すると良いと思います。

プロダクトバックログで学ぶリアルオプション入門

confengine.com

kiroさん説明上手いな!(今更)

オプションの説明から何故今決めないのかの価値についての見事なつながりで「うまぁ」って心の中でつぶやきながら聞いてました。 話を聞きながら自分のセッションでの話と結構通じるところがあり、Discordに「俺もこれ言ってた!!」って自分のセッションの資料貼りたくなりましたが、自重しました。引用したいので資料公開はよ。

その他雑感想

  • よくブログを拝見してたshibayuさんとお話できた。shibayuさんや小田中さん飯田さんとスタートアップでアジャイルやってる人たちのリアルな話できて楽しかった。
  • 一席二鳥さんの参鶏湯美味しい。懇親会での温かいものはありがたい。あとマグロも美味しかったし、鏡割りの日本酒も美味しかった。
  • Day0やパネルディスカッションで漆原さんとお話できた。以前RSGTで漆原さんのセッション見てから一方的にファンだったのでお話できて嬉しかった。
  • Ackyさんに一昨年のスクフェス大阪品川葛飾トラックの時に借りたアクスタおおひらを一年越しに返せた。借りパクになるところだった。
  • パッチョと写真を取れた。パッチョと写真取る時にパッチョに力強く体を寄せられてキュンってなった。
  • おおひらっちょのノリに全部付き合うおおひらさん流石だなと思った。
  • kappaさんと医療系介護系スタートアップの話ができて楽しかった。Linc'wellを知っている人に初めて出会った。
  • 他人の発言を悪く解釈してさもその人が悪口を言ったかのようにするムーブを「ばやしみがある」とemiさんが名付けてきて危機感を抱いた。広がらないでほしい。
  • やまつよさんとリアルで初めてお会いした。ちゃん系ラーメンをずっと食べたがっていた。
  • ogasawaraさんやsuyamaさんの子育て話を聞いた。自分もそのうちこういう悩みを抱くんだろうなぁと思いながら聞いてた。
  • 久しぶり?初めて?田中のryoさんがベロベロになるところを見た。普段とは打って変わってポンコツすぎて面白かった。
  • 蒲田のBar FUKURO良かった。WCBはやっぱ美味しい。あとフードメニューにキューバサンドがあってテンション上がった。

以上、楽しかったですね。

RSGT2026で「複雑さを受け入れるか、拒むか?」というタイトルで登壇してきました

どうも、ばやしです。 表題の通りRSGT2026で「複雑さを受け入れるか、拒むか? - 事業成長とともに育ったモノリスを前に私が考えたこと」というタイトルで登壇してきました。

発表資料はこちらです。

speakerdeck.com

複数人から「資料だけだと背景情報がわかりづらい」というフィードバックをいただいたのでブログにて補足したいと思います。

この資料は何を伝えたかったのか

エンジニアとして働いていると、複雑さは基本的に嫌いですよね。そもそも開発する際に大変だしバグも生みやすそうだしメンテナンスコストも高いし。 ということで複雑なものはシンプルにしたくなっちゃうのですが、過剰にシンプルにし過ぎると、簡単なものは競争相手がすぐ真似できてしまうので プロダクトとしての競争優位性が保てません。

そのため私たちは機能をたくさん揃えたり機能を磨き込んだりといった複雑さを増やす行為をして競争優位性を保つ必要があります。

とはいえ、複雑さが発生させるデメリットは依然として存在しています。 開発をすればするほど、複雑さが積み上がっていき、開発効率もどんどん悪くなるし、どんどんバグが発生しやすくなるし、しまいには一切手を入れられないプロダクトが出来上がってしまいます。

競争優位性のために複雑さを歓迎しながら、一方で開発効率のために複雑さを拒否する、この矛盾に対して取り組んでいきましょう。うちではこういう風にやってきました。ということが今回の発表の基本的なメッセージです。

うちでやったことをサマるとこんな感じです。

  • 捨てやすく作ることで、価値を生んでいない機能で複雑さを上げない
    • 捨てやすく作るべきか捨てづらく作るべきかの目利きも都度行う
  • 機能追加する際にちゃんと都度全体のモデリングをしようね
  • 要件にまで踏み込んで設計を考えることで、機能の価値と複雑さのバランスを取る
    • でもそのためには要件を出してる人と知的コンバットできるくらい背景理解しようね

もしご興味が沸いたら発表資料も目を通してもらえると嬉しいです!

ということで、登壇の補足でした。

登壇しての感想やRSGT2026の参加感想はまた別途書こうと思います。

2026年のおせち

どうも、ばやしです。

おせちを作った(買ったものを詰めた)ので備忘録です。

おせちを作ろうと思ったキッカケ

季節の行事を楽しむのが好きなのですが、おせちは毎年あまり乗り気ではありませんでした。 そもそも好みではないものが多いし量多いし飽きるし買うと高いし。 ですが伊達巻など一部の品物は好きだったので「じゃあ自分が好きなもの(≒日本酒に合いそうなもの)だけ集めて詰めれば良いか」と気づき、今年は色々取り寄せたり買いに出かけたりして、詰め合わせたおせちを作ることにしました。

今年のおせち軍

ということで本題のおせちの中身です。 商品の紹介と一緒にリピート可能性も5段階評価していきます。

吉池で買った北海道前浜産数の子(リピート可能性: ☆☆☆☆)

佐藤水産で取り寄せたら美味しいんじゃないかと考えたけど、高いし味付きはロシア産しかなくて断念。 吉池で買った北海道産塩数の子を以下のレシピで調理。

www.kubara.jp

初めて数の子を漬けたにしては結構美味しくできました。ただ塩数の子を塩抜きしたあと白い薄皮を剥くのが相当めんどくさかったので来年もやるかは微妙。

仙太郎の真直中 黒豆(リピート可能性: ☆☆☆☆☆)

三越銀座のデパ地下で購入。うまかった。そんな高くないし、三越行けば手に入るので来年もリピートしそう。 昔美味しんぼで読んだ「美味しい黒豆は皮がピンと張ってるのよ」を実感。

shopblog.dmdepart.jp

石井食品の黒豆(リピート可能性: ☆☆☆☆)

石井食品のおせち、周囲で美味しいって評判だったので買ってみたかったのですが、前述の通りおせちに懐疑的だったので買えてませんでした。 ただ石井食品のネット通販みたら黒豆や昆布巻きが単品で売ってたので購入。 味の感想としてはうまい!が仙太郎の黒豆が強すぎた。 お値段としては石井食品の方がお手頃なのでコスパ重視するならこっちかも。

shop.directishii.net

石井食品の昆布巻き(リピート可能性: ☆)

黒豆だけだとつまんないしと昆布巻きも購入。 昆布巻界だと美味しい方かなと思ったけど、昆布巻き自体が好きじゃないことを再確認。 来年は昆布巻さんの出番はなさそうです。

shop.directishii.net

小布施堂の栗鹿ノ子(リピート可能性: ☆☆☆☆☆)

リピート可能性 ☆☆☆☆☆というか、そもそも小布施堂の栗鹿ノ子のファンです。リピーターでした。 自分でおせちを詰め合わせるって考えた時にまず真っ先に思いついたのがこれでした。 安定の美味しさ。栗きんとんって美味しいんだなと初めて思った一品です。

shop.obusedo.com

わたしの家は梅農家のよろこんぶ梅干し(リピート可能性: ☆☆☆)

交通会館の和歌山紀州館で購入。おせちに梅干し入っててもいいじゃない。 肝心の味の感想ですが、タイミング悪く食べられなかったのでわかりません。 みんなの評判は良かったです。食べられてないのでおせちに入れるかどうかはさておきどっかで食べておきたいな。

plumkoubou.jp

鈴廣の超特選伊達巻 古黄(リピート可能性: ☆)

私はおせちの中で一番伊達巻が好きなので、一番金をかけようと思い「伊達巻 最高級」で検索してでてきたこちらを購入。 味の感想ですが、普段買ってるやつとの違いがわかりませんでした。 恐らく来年はまだ見ぬ最強の伊達巻を探して違うものを買う気がします。

www.kamaboko.com

鈴廣の謹上蒲鉾(リピート可能性: ☆☆)

伊達巻だけ買うのもなんだしということで、かまぼこも鈴廣で購入。 味の感想ですが、ふわふわしてて美味しい(ような気がする)。でもかまぼこも自分の中で決定版が見つかってないので来年は違うものを購入しそう。

www.kamaboko.com

北海道産つぶ おつまみBistro 和風出汁味(リピート可能性: ☆☆☆)

交通会館のどさんこプラザで購入。これも食べてない。美味しかったらしい。

item.rakuten.co.jp

缶つま 紅ズワイガニ ほたて燻製油漬け ペッパークラブ(リピート可能性: ☆)

www.kantsuma.jp

缶つまおせちに入れるのありじゃん!って思って入れたけど、おせちの中に入れると何故か浮きますね。 来年は入れない気がする

益や製菓のわさびそら豆(リピート可能性: ☆)

乾燥したそら豆です。試食した時はうまっ!ってなったのですが、おせちに入れると周囲の湿気を吸って駄目ですね。 乾燥させたものをおせちに入れてはならないということを学びました。

わさびそら豆store.masuya.kyoto

チーズいか(リピート可能性: ☆☆☆)

みんな大好きチーズいかです。これもどさんこプラザで購入。 安定の美味しさ。これをおせちに入れると決めてから今年の方針は「酒に合いそうなおせち」になりました。

www.hokkaido-miyagekan.com

その他来年の自分への言伝

  • おせち毎年作る気がするから、来年から重箱ちゃんとしたの買っても良いかも
  • ローストビーフが美味しそうなのでどっかで買っても良さそう
  • しょっぱいものと甘い物のバランスを考えよう
  • おせちだけだと冷たいので、温かいお吸い物とかお雑煮とか用意しておくと良さそう
  • そら豆は失敗だったけど緑が映えて良いので枝豆の煮物とかいいかも

以上おせち備忘録でした。

来年もやるかはわかりません。

2025年のふりかえり

どうも、ばやしです。

2025年を振り返っていきます。

とにかく子育て

2024年の12月〜2025年の2月末まで育休を取って子育てに専念し、その後も仕事をしながら子育てに関わっていました(子育てのメインは育休継続中の奥さんだったけど)

生活も一変し、気軽に地方のスクフェスに行ったり、東京に出かけに行ったりなどはできなくなり、基本的に自宅周辺で過ごす日々でした。 じゃあそれが不満かと言うと全くそんなことはなく、我が子と遊んでるのが一番の幸せですね。

日々できることが増えることに驚き、人生一周目っぷりに笑い、発育が遅いことをそんなもんかと見過ごしています。 (発育が遅すぎてMRI送りになった時は特に何の問題もなかったけど流石にドキドキしました)

そういえば我が子の発育が結構ゆっくりでその事自体は全然気にしてなかったんだけど、10ヶ月検診で かかりつけ医「何か問題あるかも…市立病院行ってください」 市立病院「何か問題あるかも…MRI撮りましょう」ってなって、のんびりしてる場合じゃなかったのか…ってなりました。

— ばやし(Kei Ogane) (@bayashimura.bsky.social) 2025年10月30日 7:47

仕事でめんどくさいなーって思うときもたまにはありますが、この子のくちどけおこめぼー代を稼がねばと奮起しております。

EMになる( 二年ぶり二回目)

前職でEMをやっており、現職に入社したタイミングから「そのうちEMやってもらいたいと思ってる」とは言われていたので、特にびっくり人事ってわけでもないのですが、またEMになりました。二年ぶり二回目です。 もうちょい技術力を磨きたいなと思い現職に来たのですが、なんかそんなガッツリ開発の日々を送ることなくまたすっとEMになってしまったなという感想です。 ただビジネスも組織もスケールしてる中で自分がEMのロールを全うするのが一番組織的にも助かりそうなので、まぁ頑張っていきます。

6月からEMをやっていて、チーム的には自分が入社して以来一番安定している状態を作れたかなと思ってはいたのですが、内側は安定しつつも外部の信頼貯金切り崩しちゃってるかもしれないなという疑念はありました。 まぁうじうじ考えるより聞くほうが早いなということで、12月にあった全社会で色んな人にヒアリングしたところ、概ね良い評価をいただいて、まぁ外から見ても良かったっぽくて、良かったですねと言う気持ちです。

登壇・外部露出

今年は子育て優先であんまり外部登壇はありませんでした。 スクラム祭りで角さん小笠原さんえみさん小田中さんと一緒にOgiriしたり

confengine.com

会社のイベントで2つくらい登壇しました。

speakerdeck.com

speakerdeck.com

あ、あとはagile journeyさんにふりかえりの記事をとりあげてもらいました。

agilejourney.uzabase.com

2026年は今のところRSGTの予定が入っていますが今年くらいのペースで登壇できたらなと思ってます。

買ってよかったもの

買ってよかったものを別記事として書いていたのですが、一記事として成り立つくらいのボリュームを書く気力がないので、ふりかえり記事にマージします

auto N second BQ

www.combi.co.jp

ファーストベビーカーは近くに住む奥さんの友人から借りてました。 セカンドベビーカーは、多分セカンドベビーカー界の覇者cybexのリベルかauto Nかで悩みました。

実際に店舗に行き両方を試したところ

  • 走行性能はauto Nの方が良さそう
  • たたみやすさもauto N
  • リベルの方が畳んだ時の小ささは勝っていたのですが、ここまで小さくしたいユースケースもないかも

ということでauto Nにしました。 横幅が思った以上にコンパクトで、改札などもスイスイ通れちゃいます。 (その分縦幅が思った以上に長くてぶつかることも多い)

PlayStation Portal

いいですね。ローカル通信だとほぼストレスフリーでゲームができます。 PS5のゲームを寝っ転がりながらやれるのは何にも代えがたい幸せがあります。 Nintendo Switchなどに比べると画面が大きくその分重いので長時間プレイしてると辛くはなってきます。 私はずっと寝っ転がってパルワールドをやってました。ポケモンのパクリってよく言われてましたけど、私はArk要素の方がよっぽど強いなと感じながらプレイしてました。

www.playstation.com

臼式のコーヒーミル

今までプロペラ式のミルだったのですが、慣れてないのもあり挽き具合がばらばらになってしまってました。 臼式にしてからは均一になったので良かったです。Amazonで適当に安いやつを買ったのですが今の自分は十分満足してます。

【Youtuber推薦】電動コーヒーミル セラミック 臼式 コニカル式 コードレス CG200【メーカー1年保証】delimo.jp

ニトリの壁面突っ張りテレビラック

収納の数≒QoLだと思っている私なので単純に収納数が増えたのが嬉しいのと浮いてるのでお掃除がしやすいです。 あと最近暴れん坊になってきた我が子がいろんなものをバンバンするのですが、突っ張り棒で固定されてるのでビクともしなくて安心です。

www.nitori-net.jp

ということで2025年のふりかえりでした。 来年もよいお年を。

Agile Leadership Summit 2026をやるよ

どうも、ばやしです。

この記事はRegional Scrum Gathering Tokyo & Scrum Fest Advent Calendar 2025の22日目の記事です。

来年の2026/2/3, 4にAgile Leadership Summitをやるので宣伝記事です。 今年もWomen in Agileと同時開催という形で実施します。

www.wiajapan.org

Agile Leadership Summitとは

企業の中でアジャイルを実践し、普及することにリーダーシップを発揮している人達が集まり 悩みを相談しあったり勇気をもらったりもらわなかったりするイベントです。

元々は2019年に大崎ブライトコアで開催されたイベントで、基調講演 + OSTという形式でした。

当時参加された方のブログやpodcast

blog.samuraikatamaris.red agileradio.github.io

今年はプロポーザルも募集しつつ、OSTもやるという形式で実施予定です。

基調講演

今年のアジャイルリーダーシップサミットの基調講演は 関将俊さん です。 speakerdeck.com

関さんは長い間チームでエクストリームなことをされている方で、あの川口さんも関さんの発表を聞いて感銘を受けてアジャイルの取り組みを始めたらしいです。

そして、関さんは発表の中でもうひとつ強調したのが「信頼貯金」の概念でした。8年前、組織の誰もがアジャイルを知らない時期に、XPという「未知のもの」を導入するためには、それまでに築いてきた「信頼貯金」の存在が不可欠だった、と関さんは語ります。過去にしっかりと成果を出し、他者をサポートする実績があると、新しい取り組みを始めたいと提案した時、上司や同僚たちからの支持を得やすくなるというのです。

agilejourney.uzabase.com

関さんに思いを語る川口さんと私

プロポーザル募集中です

そんな感じで今からめっちゃ楽しみなAgile Leadership Summitですが、現在プロポーザル募集中です。 Agile Leaderとしての実践例や悩みどころ、是非セッションにして発表してもらえると嬉しいです。 (CategoryをAgile Leadership Summitにして投稿してください)

confengine.com

君たちはどう嫌なやつとして生きるか

Linc'well株式会社一般社員のばやしです。オンライン診療システム提供サービス事業のエンジニアリングマネージャーをしています。 私はエンジニア→EM→(転職して)エンジニア→EMというキャリアを歩んできました。

柳川さんオマージュ挨拶から始めました。一般社員ってわざわざ名乗るの恥ずかしいですね。 このブログは柳川さんノッカリアドベントカレンダーのpart 4 15日目です。

私が乗っかるのは「するどいやつは嫌なやつ」です。

note.com

私も「口だけは達者」とか、「ああ言えばこう言う」「末は詐欺師か弁護士か」とか言われて育てられてきたので、このテーマについて語りたいと思います。

エンジニアリングマネージャーだけど嫌なやつ

自他共に認める嫌なやつな私ですが、現在、エンジニアリングマネージャーとしての職責を担っています。そのため私はメンバーの成長のサポートやモチベーションコントロールなども仕事としています。 もちろん1on1もあります。そしてその中で成長のサポートをしようと自分の嫌なやつとしての能力をフルに発揮するとすごいことになるでしょう。

「あの発言はいただけなかった」

「あの場でああいうムーブをしてほしかった」

自分が思い描く理想的な振る舞いとのギャップを逐一指摘したら、間違いなく1on1は相手にとって苦痛な時間になるでしょう。 結果一瞬で私の元からは人が去り、管理する人がいないマネージャーがそこに爆誕しそうです。 (まぁ多分その前に私が今のポジションを任せられなくなる方が先だと思いますけど)

自分の鋭さを披露する気持ちよさ

嫌なやつを助長する要素は他にもあります。 指摘は相手のためにしていると思っている人は多そうですが、いざ指摘している時の自分の感情に目を向けてみるとそこには気持ちよさが確かに存在します。指摘されてる側も真面目なので明確にかったるい顔などせず殊勝な顔をして聞いてます。自分はみんなとは違う観点で素晴らしい提言をしたぞ!思いついたことを言うだけなのでほぼノーコストでみんなから尊敬されて、自己顕示欲が満たされますね。 (余計な話ですが自己顕示欲満たさせる音は絶対ジュワ〜ですよね)

古来より自分の欲求を満たす要素の方が多い指摘・アドバイスのことをアドバイス罪とかクソバイスと言うみたいですね。複数の用語があることから分かる通りこれは割と一般的な事象なのかもしれません。 posfie.com

そんな感じで指摘の気持ちよさに溺れてどんどん嫌なやつになっていくことありますよね。指摘は良いことであるという前提に基づいて、気付いたことを全部指摘してくるし、まぁ正鵠を射てるんだけど別に誰のためにもなってない。正鵠を射てるので、別に誰からも否定されず自分でもおかしいとは思わないけど、どんどん周囲からの評価は下がっていく。

完全に余談ですが、相手から「昨日掃除忘れてたでしょ」などの指摘をされて「それはごめん。でもあなたもトイレットペーパーを使い切ったあと変えてなかったから直してほしい」みたいに指摘をすることをリベンジ指摘と表現してます。これも本当に相手の行動変容を望んでの指摘というよりは不利な状況や自分の感情をイーブンに持ってくための指摘です。

相手のためになる指摘

そんなわけでEMになりたての頃、「自分はマネージャーだから指摘をしないといけないんだけど、嫌なやつにはなりたくないな」と悩んでいました。

当時、私は『品川アジャイルラジオ』というポッドキャストを配信していたのですが、ちょうど『エンジニアリングマネージャーのしごと』という書籍が出版された時期でもありました。そこで、翻訳者の一人である永瀬さんをゲストに来てもらいました。

もう3年ほど前のことになりますが、その時に永瀬さんがおっしゃっていたことで、未だに強く印象に残っている言葉があります。

私「フィードバックの機会を伺ってタイミングを逃すんですよね」

永瀬さん「まぁ本人の進みたい方向との乖離は早く言ってあげたほうがいいですよね」

youtu.be

鋭い指摘も相手の進みたい方向へのアドバイスになれば、それは嫌なことではなくなりそうですね。

例えば野球のバッティングコーチが選手のスイングのクセに鋭く気付く。 選手もコーチも、もっと打率を上げるという共通の目標を持っているので、これは役に立つアドバイスです。なんなら指摘しないほうが嫌なやつですね。 一方コーチが選手とプライベートで行った食事会で、食事の作法について指摘してきたらこれは嫌なやつな気がしますね(もし選手が食事のマナーもフィードバックしてほしいとコーチと合意してたらその限りではないですが)

ということで、永瀬さんのこの話を聞いてから私は基本的に相手がどうなりたいかを聞いて、会社やチームとしてはどうなってほしいかを伝えて合意が取れた像に対してどうやったら近づけるかのアドバイスをすることにしています。

それ以外の「俺が思う完璧なエンジニア」になるためのアドバイスはしないようにしました。

そうすることで、自分のするどさが誰かに嫌な気持ちを与えるのではなく、誰かの役に立ってるといいですね。

チャットでわいわいするを組織に定着させる技術

どうも、ばやし(Kei Ogane)です。

この記事は Linc'well アドベントカレンダーの初日です。

qiita.com

明日は toshi-toma さんの「フロントエンドでのSentry活用」です。

今日は「チャットでわいわいする」をどう文化として根付かせるかについて書きたいと思います。

チャットでわいわいするとは

オンラインMTGでは音声という制約上、同時に発言できる人が少数ですよね。その少数の発言する人に対して、その他の大勢がチャットで感想を述べたり、反応したりするというのが今回取り上げている「チャットでわいわいする」です。

効果としては

  • 多くの人が主体的にMTGに参加できる
  • 情報の補足、わからないところの表明、参考記事を持ってくるなど、MTG自体の体験も向上する
  • やっていて楽しい

あたりがあります。

また、チャットでわいわいを通じてインフォーマルでオープンなコミュニケーションを組織に蔓延させることで、違和感の表明などがしやすくなる作用もありそうです。 ということで以下にチャットでわいわいを組織に定着させる際に自分の進め方や気にしてることを書いていきます

誰も投稿しないチャット欄は怖い

全社会や部会など大勢の人が参加する MTG のチャット欄、盛り上がってますか? 誰も投稿しないチャット欄は、誰しもに公開はされているけど、投稿したらいけない落とし穴のように見えますよね。

誰も投稿に対して否定的でないとしても、誰も投稿していないから、誰も投稿できない。 そんなデッドロックのような状況を打破するテクニックをここではご紹介していきたいと思います。

はじめはスモールスタート

誰も投稿していないチャット欄に枯れ木を立てるため、誰も損をせず、反応されなくても自分が傷つかない投稿から始めていきます。 例えば MTG の始まりのタイミングで「わいわい」とだけ呟いてみたり、誰かがすごいことをしたときに「すごい!」と言ってみたり、勉強になったときに「なるほどなぁ」と言ってみたりと、ポジティブな感想を独り言のように言ってみます。

他にも、上記よりはちょっと勇気が必要ですが、会議中に出てきた書籍の名前や、わからなかったワードを検索してチャットに流す、なんてのも多くの人は否定的ではないでしょう。MTG にちゃんと参加している証にもなります。

上記のようなことをやり続け、そして「私が怒られていない」という状況を作ることで、 「このチャット欄は投稿して良い場所なんだな」 ということを身をもって示します。

流量は増えた?

ここが分岐点になります。 上記のように「このチャット欄は投稿しても良い場所である」ことを示すだけで、他の人が追従してくれるケースと、誰も追従してくれず自分一人でずっと喋っているケースに分かれます。 他の人が追従してくれない場合、ただ自分がチャットを投稿し続けるだけでは足りず、もう一つステップが必要になりそうです。

  • チャットを投稿するのが得意そうな人
  • チャット投稿が組織文化を良くすることに貢献すると理解している人
  • 相手からチャットの話題を出してきた人(興味を持ってくれてる人)

こういった人に個別に話をして、自分の熱意を伝えましょう。 自分がなぜこういうことをしているのか、今何に困っているのか(誰も投稿してくれない)、を打ち明け、協力を取り付けると良いでしょう。

ここで大事なのは、無理やりお願いしたり、何度もしつこく食い下がることを避けることです。 自分自身の信頼も損ねますし、相手も不快な思いをするでしょう。 さりげなく、重苦しくならないように招待するのがコツです。

Certified Agile Leader の講師である Michael Sahota もそう言ってます。

evolve2b.com

一歩ずつ歩みを進める

めでたいことに、一定チャットの流量が増えてきました。 しかし、みんな無難なことしか言わず、チャットの盛り上がりとしてもいまいち欠けていそうです。 そういう時は先陣を切って、少しリスクのある投稿をしていきます。

  • わからないことに対して質問する(自分が無知だと思われるかも)
  • 冗談を言ってみる(自分が面白くないと思われたり、人を傷つけたりするかも)
  • 懸念を表明する(自分が嫌なヤツだと思われるかも)

ここで大事なのは、リスクテイクはしますが、痛い目を見ないことです。 痛い目を見ると自分のやる気も削がれますし、あとに続きたいと思う人も減ってしまいますよね。 なので、以下のようなことを最初期はできるだけ実現しようと頑張ります。

  • 質問も、きちんと内容を理解した上での質問をする
  • 冗談も、面白くて他人を傷つけないものを言う
  • 懸念を表明する際も、相手へのリスペクトを忘れない

冗談は面白いことを言うのが大事です(再掲)

とはいえ、上記が満たせる機会を永遠に待つのも大変なので、ベストエフォートで良いと思います。 急速に物事を進めすぎると結果的に遠回りになる、ということを頭の片隅に入れておくだけで大丈夫です。

また、自分がやらなくても、たまに誰かが(もしかしたら無自覚に)リスクテイクしてくれるケースもあります。 その場合は、質問に回答してみたり、冗談には反応してみたりとその人が「リスクを取って良かった」と思えるように振る舞います。

ここまで読んで「こんな気を使ってチャットに投稿するの嫌だよ」と思われるかもしれませんが、安心してください。 こんな気を使うのは最初期だけです。投稿がリスクになっている状況で気をつけるべきことであって、投稿がリスクじゃない状況になったら雑にやっていきましょう。絶対そっちのほうが楽しいですよね。

チャットは盛り上がった…けど?

ありがたいことにチャットは盛り上がってきました。 みんな自分の意見をチャットでバンバン言うようになってきました。

しかし、ふと耳を傾けてみると、MTGで発言している人が困っています。 質問を投げかけても、誰も口頭では会話してくれません。 みんなチャットで思い思いの発言をするだけです。 また、チャットで別の話題が盛り上がりすぎて、誰も発言者の内容を聞いていません。 これはまずいと、残念ながらトップダウンMTG 中のチャットは禁止になってしまいましたとさ。おしまい。

…みたいなことは、盛り上がりすぎたチャットの副作用として起こり得ます。

なので、チャットで盛り上がるのは良いけど、

  • 脱線はほどほどに
  • 主役は MTG で喋っている人たちである
  • 必要に応じてチャットではなく声で応答する

ことを意識します。みんなが盛り上がっているところに、しかも一番盛り上げていた自分が言うのも気が引けますが、水を差していきましょう。 MTG で発言している人へのリスペクトを欠くのは、チャットで盛り上がるメリットを打ち消すほどのデメリットです。

終わりに

ということで、以上が「チャットでわいわいするを組織に定着させる技術」でした。

ちなみに上記はめっちゃ気をつけてすすめる際のムーブであり、弊社の場合は最初からある程度雑に発言しても追従してくれるし許容してくれる組織だったので、もうちょい雑に進めました。

今はそれなりに盛り上がってそうです。

ぜひ色んな人の顔色と自分のモチベーションを伺いながらちょうど良さそうな丁寧さで進めてみてください。

以上です。