どうも、ばやしです。 この記事は、スクラムギャザリング&スクラムフェス Advent Calendar 2022 - Adventarの21日目の記事です。 前日は永瀬さんで12回目のRegional Scrum Gathering Tokyo #RSGT2023でした。
そろそろRSGT2023が近づいてきましたね。私は登壇もあり、配信スタッフ業務もあり、そして後述するYoutube配信(品ライブ)もあり、大変そうなことが確定しております。どうしてこうなった。
さて本日のトピックとしては、この品ライブです。 これまで他のスクフェスでは品ライブを行っていたのですが、今回RSGTとして品ライブを行うのは初めてなので紹介したいと思います。
品ライブとは
主に品川アジャイルのメンバーをパーソナリティにしたYoutube配信です。スクフェスやRSGTのイベント開催中に、会場の一角を借りてそこから生放送を行います。 配信内容としては、現地に参加されている方、発表者の方、スポンサーの方をお呼びして雑談をします。 これまで配信してきたものは以下のプレイリストにまとまっております。
今年はどんなことやるの?
多分初日と二日目の二日間それぞれ一日ぶっ通しで配信を行うと思います。 今年も多分いつもと同じくスポンサーブースにいる人を捕まえたり、発表が終わった人を捕まえたり、現地で初参加の人を捕まえたり、とりあえずその場でどんどん出てくれる人を捕まえてはインタビューをするスタイルです。出たいという方は #shinagile で配信出たい!とか呟くと捕まえに行きます。
なんで品川アジャイルこんなこと始めたの?
なんでなんでしょうかね。正直あんまり覚えてないのですが、スクフェス新潟に下見に行った時に、会場であるNINNOに豪華な配信スペースがあったことがきっかけになった気がします。
そこからスクフェス行くなら品ライブやるでしょ、みたいな雰囲気が出て、今のところ、スクフェス新潟、スクフェス大阪、スクフェス仙台、スクフェス札幌で開催しております。 続けているモチベーションとしては、品川アジャイルトークスで話した際にはトミーさんは「スクフェス参加していない人にも良さを知ってもらいたい」というモチベーションがあるようですし、誰かは忘れましたが「オンサイトの盛り上がりをオンラインにも伝えたい繋げたい」みたいなことを言っていた人もいますし、私個人としては「個人的に話しかけると出てくる良い話を収録して、みんなが聞けるようにしたい」みたいなモチベーションがあります。そんな感じで品ライブをやっている人個々に違ったり同じだったりするモチベーションを抱いて、この品ライブは続いています。
個人的に話しかけると出てくるその人の良い話
RSGTってセッション聞くのも良いんですが、人と交流する(ギャザリング)のも楽しいし学び多かったりします。 でも初参加の人、知り合いが誰もいない人、参加してギャザリングするの大変ですよね。 私は2018年くらいからRSGTに参加しているのですが、生来の内気さも相まってスタッフとして参加し始める2021年まではRSGTはセッションを聞きに行く場でした。
昼休みとかセッションの合間の時間とか。みんな集まって楽しそうにおしゃべりしている。パックマンルールが適用されて、隙間が空いてたりはするんだけど、急に入って変な顔されたらどうしよう。 思い切って参加しても全然知らない人の話ばっかしていて、正直よくわかんない。話題についていけなくなればなるほど自分が場違いであることを痛感させられる。 でもギャザリングしないと...でも飛び込むのはしんどいし...と逡巡したあと、セッションだけを聞いて帰る自分に罪悪感を抱く。ってご経験はありませんでしょうか。私はあります。
悔しいよ!!
ギャザリングできないだけでなんでこんな惨めな思いをしなきゃいけないんだ!!
みんなギャザリングが良い良い言うけど、一体良さには何があるんでしょうか。以下に私がパッと思いついたギャザリングの良さを挙げてみました。
- 同じ問題に取り組む者同士の繋がりができる
- RSGT以外の場所でも相談に乗りあえたりする
- ここで知り合った人と一緒にイベントやったりもできる
- 自分の提供するコンテンツに応じた話が聞ける
- 自分の悩みだったり
- ぜひいろんな人に意見だしてもらいたいテーマだったり
- 発表者の発表には乗らない話が聞ける
- 発表ではキラキラ発表してる人も実際は苦労してるんだよとか
- 発表の中では出てこない発言からにじみ出るその人の哲学とか
- 発表の場には出てない人の話も聞ける
- 発表するほどではないと本人は思っているけど良い取り組みの話
- 実践する中での悩みとかあるある話
- 人と仲良くなるのは楽しい
なんてこった!良さたくさんあるじゃないか!!やっぱりギャザリングできないともったいないじゃん!!!
いえ、ちょっと待ってください。
- 発表者の発表には乗らない話が聞ける
- 発表の場には出てない人の話も聞ける
これ別に聞くだけだから録画しといて不特定多数の人に配信できるじゃん! ギャザリングしなくたって、聞けるぞ!!うおおおおお大勝利!!!
と、いうモチベーションでやっております。
なので、配信の中ではトークテーマを特に決めず、雑談的にやっていくのを続けてたりします(準備するのがめんどくさいからというのもある)
でもギャザリングはやっぱり楽しいよ
ということで、ギャザリングの良さをギャザリングしなくても一部味わえるコンテンツを配信する身ではありますが、やっぱりギャザリングは楽しいです。 オフトークを聞けるのはギャザリングの良さの一部でしかなく、本丸はやっぱり繋がりが生まれることかな、とも思っています。 RSGTにしか参加しないのであれば、年に一度しか学びを得る機会は生まれません。 でも例えば、その場で出会った人とtwitterで繋がってたまにコメントをやり取りするのと学びも多いし日々の活力がもらえますね。 更に思い切って繋がった方が参加しているコミュニティに顔を出すと、更に繋がりが生まれたりします。すげぇ。 (余談ですが、私は今デス・ストランディングにハマっているため、繋がるって本当に大事なんだなバフがかかってます)
話はちょっと変わりますが、私がコミュニティの好きなところは関わり方は人それぞれというところです。たまーにふらっと参加する人になるもよし、コアメンバーとしてバリバリ仕切るもよし。たまーにふらっと参加するを繰り返しているうちに、徐々に繋がりが生まれ、楽しみが増え参加頻度が加速する。あらあら新参で外様だと思っていたのにいつの間にやら中心人物になっている。こういうのを正統的周辺参加と呼んだりするようです。
私もあの飲み会に参加しなければ、あの時手を挙げなければ、品川アジャイルに参加しなければ、きっと今もみんなの発表を見る場としてのRSGTだったかもしれません。
ぜひ、RSGTに参加するけどギャザリング怖いなと思っている皆様。ギャザリングして、ちょっとずつこのアジャイルやスクラムに興味津々な集団に深入りしていってください。深入りすればするほど、アジャイルやスクラムに関する知見は溜まっていくし、何よりきっとこのイベントが楽しくなっていくと思います。
以上、アドベントカレンダーでした。 明日はNaoki Kitagawaさんが何か書かれるそうです!