どうも、ばやしです。
前回の記事を公開したところ、チームのデザイナーの方からこんな返信もらいました。
前回の記事では
「どういった心理状態がこのチームの意欲的な雰囲気を形作っているか」
について考えてみたのですが、この返信を見て
「チームは意欲的な雰囲気にするために自分は何をしたのか」
を考えたくなったのでやったことをつらつらと書いていきます。
(チームの他の人もチームを意欲的にするために色々してくれているけど、今回は自分がやったことだけ)
ふりかえりをする
ふりかえり大事ですよね。チームの雰囲気はまずふりかえりから始まる気がしてます。
ふりかえりで培われたなぁと思うのはこんな感じです
- 問題 vs 私達の構図を作れた
- 議論をする訓練になった
- チームにポジティブさが注入された
議論をする訓練になった
ふりかえりでノーム・カースの最優先事項 *1を共有したり、「象、死んだ魚、嘔吐 *2」のようなメタファーを用いたり、いい感じにファシリテートすることで
「普段言えないけどこの場だったら言ってもいいよね」
とチームの忖度リミッターを外せます。ふりかえりの場でお互い言いたいこと言いあったり、根本から覆るような疑問を呈したりしておくと、普段からそういう発言が増えますし、根本から覆るような疑問を呈しても「こやつ、不届き者め!」ってならずに済む気がしてます。
ふりかえりで心理的安全性を作るためのトレーニングを積むイメージです。
なのでふりかえりは継続してやりましょう。
え、ふりかえり継続出来ない?こんなところに良い記事がありまして(ダイレクトマーケティング)
チームビルディングをする
なんか色々しました。詳しくはこちらの記事にまとまっています(ダイレクトマーケティング2回目)
チームビルディングで
- 仲の良さ
- ポジティブさ
- 相互理解
が培われた気がしています。
あと何かしらのプラクティスやゲームをするだけではなく日頃から
「我々はチームであり、自分のタスクが消化されたからといってチームのやるべきことが終わってなかったらそれは意味ないですよね」
「我々は何をするために集まったチームなんでしたっけ?」
みたいなことを言って、チーム感を醸成しようと目論んでいました。
なお今思い出しながら書いてるセリフのため、格好良く見えますが実際に言ったことは
「あ、あの、いや、まぁ、自分のタスク終わっても、みんなのタスク終わってないと、あんま良くないですよね」
みたいな感じだった気もしてます。
自身が自身の理想の規範になる
これが役に立ったのかはさておきアジャイル実践者として心がけていることです。
「チャレンジするチームにしたいのであれば、まず自分がチャレンジする」ということで、Firebaseで地獄を見たり、苦手なCSSを書いたらフロントエンドエンジニアの方から書いたコードの行数よりも多いレビューコメントを頂いたりと色々なチャレンジとそれに付随する苦労をしました。
サーバサイドはある程度書けるので良いのですが、それ以外のタスクは「受け取りたくねぇ〜」って思いつつ自分の脳内にするアジャイルおじさんに
「それじゃあチームのアジリティ高まらないねぇ。君はフロントエンドのタスクしかないスプリントで、必死に働く同僚を横目にソリティアをやって過ごすのかい?」
って論破されるので渋々受け取ってます。
チームが元々持っていた「失敗を許容し、チャレンジを応援する」性質が私の愚かなるCSSで表沙汰になったのであれば本望です。(ポジティブマインド)
過去アジャイルコーチやスクラムマスターなんかもやっていたのですが、今の自分の能力値で考えると、自分がチームの一員となって色々やるほうがチームが良い感じになる気がしているので、そんな開発能力に自信がある訳ではありませんが、今日も今日とてエンジニアとして働いております。
将来はわからん。
最後に
ということで意欲的な雰囲気を作るために自分が何をしたか記事にしてみました。
私がやったことが何かしらの皆さんの参考になれば幸いです。
*1:今日見つけたものが何であれ、チームの全員が、その時点でわかっていたことやスキルおよび能力、利用可能なリソースを余すことなく使って、置かれた状況下でベストを尽くした、ということを疑ってはならない